OpenVPNを使った拠点間接続を実現する
拠点間VPN接続を用いた別ネットワークとの接続。
今回は、オープンソースソフトウェア(Open Source Software)であるOpenVPNを使用して、環境の構築に挑戦しました。
この記事はシリーズ記事となります。
[Section1] 要件概要と簡単な構成予定のネットワーク図
ネットワーク1(システム開発部)とネットワーク2(ゲーム開発研究部)とのネットワークをVPN接続させ、ネットワーク2内のクライアント(Windows-PC)からもネットワーク1に設置されたファイル共有サーバーを利用可能にします。
ネットワーク1をホスト(固定のグローバルIP)。 ネットワーク2をリモートとしてネットワークを構築します。
192.168.0.0/24 (ネットワーク1) |
VPNサーバー (ホスト) |
CentOS 6.4 (x86_64) |
192.168.0.10 | ||
openvpn 2.3.2-1 | ||
共有サーバー | CentOS 5.8 (x86_64) | |
192.168.0.20 | ||
samba 3.0 |
192.168.5.0/24 (ネットワーク2) |
VPNサーバー (クライアント) |
CentOS 6.4 (x86_64) |
192.168.5.10 | ||
openvpn 2.3.2-1 |
下図では
192.168.0.0/24のネットワークを、ネットワーク1(システム開発部)
192.168.5.0/24のネットワークを、ネットワーク2(ゲーム開発研究部)
として説明しています。
次回は、ネットワーク1のVPNサーバー(ホスト)の設定を行います。
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